ジャカルタジャパンクラブ及びスラバヤの東ジャワ日本人会から70名を超す大勢の方々にお越しいただいて、成功裡に終了することができ誠に有難うございました。
優勝は実力の通りジャカルタチームでしたが、地元の皆様の熱い声援で熱戦が繰り広げられて、バリチームも善戦健闘して大変盛り上がりましたし、夕刻に行われましたプラザバリでの表彰式・懇親会では、和気藹々と友好・親善を深めることができました。
つきましては、がんばろう!バリの行事として行われましたこの大会を今後も継続開催して、在インドネシア各日本人会間の交流の輪を更に広げて行くことを希望致します。
また、裏方としてお手伝いいただいたボランティアの皆さんならびにニッコーホテル、プラザバリ、ジャカルタ新聞、SOSメディカの各社に厚く御礼申し上げます。

バリ日本人会
会長 横川 義康



じゃかるた新聞の御好意により、同紙に掲載された本大会記事を転載します。
■当日の模様 ■チーム紹介ジャカルタ スラバヤ バリ

バリ島邦人が熱烈応援 ジャカルタチーム優勝
第1回日本人会都市対抗 テニス・サッカー大会

「がんばろう!バリ」キャンペーンの関連行事である第一回在インドネシア日本人会都市対抗テニス・サッカー・トーナメント大会(主催・バリ日本人会、共催・ジャカルタ・ジャパンクラブ、東部ジャワ日本クラブ、後援・在インドネシア日本大使館、スラバヤ総領事館、スラバヤ総領事館デンパサール駐在官事務所、協賛・ホテル日航バリ、じゃかるた新聞)は二十五日、バリ島の二つの会場で、テニス、サッカーの約七十人の選手たちが熱戦を繰り広げ、いずれもジャカルタ・チームが優勝した。昨年十月十二日のバリ島爆弾テロ事件から百五日目に当たる日の親善大会は、観光客が激減したバリ島を活性化させようとバリ島の日本人会(横川義康会長)が企画したもので、多数の応援団も駆け付け、予想外の盛り上がりを見せたため、国内の都市対抗スポーツ交流を恒例の行事に定着させようという機運が盛り上がった。

■サッカー
サッカーはデンパサールの陸軍施設(プラジャ・ラクサナ・コダム)で午前八時十分にキックオフ。三都市代表チームが二十五分ハーフの総当たり戦三試合を行い、午後からは三都市連合チームとバリ島のインドネシア人チームが親善試合を行った。
 第一試合はジャカルタとスラバヤが対戦。伝統と国際試合の経験が豊富なジャカルタ・チームが、底力を発揮しスラバヤを四−〇で封じ込めた。
 第二試合は地元のバリ・チームがジャカルタと対戦。バリ・チームは、二戦目の疲れを見せるジャカルタ・チームに対し、多数の応援団の声援を受け、優勝候補のジャカルタに猛攻撃をかけ、ゴール前に果敢に攻め込むなど最後まで健闘を見せた。結局、両者は一歩も譲らず、〇−〇で引き分けた。
 第三試合は、地元のバリ・チームがスラバヤ・チームを果敢に攻めて優位に立ち、三−一で勝った。しかし、ジャカルタ・チームとの得失点差を縮めることができず、ジャカルタ・チームに、初の大会の優勝杯を譲った。
 午後からは、インドネシア日本人会連合チームが、地元バリ人チームと親善試合を行い、四−一で連合チームが勝った。
 ジャカルタ・チームの杉本直之主将は「バリも、スラバヤも手強かった。今度は、インドネシア代表として、(アジア各国の在留邦人チームが参加する)Jアジア・カップで一緒に戦いましょう」とエールを送った。
 ◆サッカーの結果
 ジャカルタ4−0スラバヤ
 バリ0−0ジャカルタ
 スラバヤ1−3バリ
 日本連合4−1バリ島チーム

■テニス
テニスは、午前九時四十五分からホテル日航バリのテニスコートで開会式を行い、バリからABの二チーム、ジャカルタとスラバヤから一チームずつの計四チームが参加。
 男女シングルス、男女ダブルス、ミックスダブルスの五種目で、一セット・マッチの団体戦を行い、女性三選手が安定したプレーを見せたジャカルタ・チームが優勝した。二位はバリA、三位スラバヤ、四位バリBだった。試合を通じ、ジャカルタ・チームの主将、河野隆志選手、バリAの五十嵐欣也選手らの健闘が目立った。
 優勝したジャカルタ・チームの河野主将は「女性陣が期待通りの活躍を見せてくれました。参加者に大きなけがもなく、テニスを通じて、様々な方と交流ができ、参加して本当によかったです」と優勝の喜びを語った。

 同日夜、プラザ・バリで、表彰式を兼ねた懇親会を行った。バリ日本人会の横川会長が「バリが元気になるよう、今後も応援よろしくお願いします」とあいさつした後、スラバヤ総領事館の城田実・総領事が音頭を取り、全員で乾杯した。
 城田総領事は「三都市の日本人会の人々が、これだけ和気あいあいと交流して、こんなに素晴らしいことはない。爆弾テロ事件が起きたのは不幸だったが、災い転じて福と成し、これを機にインドネシアに住む日本人が一つにまとまるようになれば。今後は、参加都市数が次第に増え、同様の大会が世界各国で開かれるようになり、『すべてはバリから始まった』と言われることを期待する」と語った。

邦人の連帯深まる 選手ら「来年も開きたい」
初の3都市対抗スポーツ大会 バリ島

雨期のバリ島の空は二十五日、第一回在インドネシア日本人会都市対抗テニス・サッカートーナメントを祝福するように、早朝から、からりと晴れ上がった。太陽がが照りつける強い日射し、会場を吹き抜ける潮風。ゆったりとした楽園の自然は、ジャカルタ、スラバヤから駆けつけた選手と家族たちを開放感で一杯にし、インドネシアという共通の屋根の下に住む邦人たちに、連帯感を感じさせた。 
 大会の前日、デンパサール空港に降り立ったジャカルタとスラバヤの邦人たちを驚かせたのは、幅一メートル、長さ五メートルの横断幕。
 選手団の飛行機が到着するたびに、空港に待機していたバリ日本人会の役員や旅行業界のインドネシア人が、大会の横断幕を、ぱっと開いて参加者を歓迎した。
 普通なら、当局の許可が必要だが、この日ばかりは、ぶっつけ本番。旅行社のHIS・バリやJTBインドネシアが、マイクロバスを提供し、選手と家族を、空港−ホテル−会場とピストン輸送。大会会場には、インターナショナルSOSの千葉由紀子さんらが、救急センターを開設して、選手たちのけがに備えた。
 大会を締めくくる二十五日夜の懇親会は、プラザバリの総支配人・野口喜梶差(よしひさ)さんの好意で、プラザ内の広いレストランが提供された。冷えたビールで乾杯し、三都市の代表選手や応援団が、お互いの健闘をたたえ合い、歓談しながら親睦を深めた。
 爆弾テロ事件の打撃を受けたバリの邦人たちは、事件直後に犠牲者を助けるボランティア活動を組織。「元気なバリは自分たちで」と目標を定め、テニスとサッカーの大会を企画した。
 「じゃかるた新聞のお知らせ欄で、ジャカルタやスラバヤの邦人たちが、さまざまなスポーツ大会を開いて交流していること知り、参加を呼びかけた。電話やメールでの呼びかけに気軽に応えて下さったみなさんに感謝の気持ちでいっぱいだ」と、準備に奔走したバリ島日本人会事務次長の福島正彦さんは語る。
 懇親会では「来年も第二回大会を開催したい。マカッサル、メダンなど他の都市にも参加を呼びかけ、種目も増やせないか」という意見も出た。
 バリ島の観光客は、レバラン、年末年始の休暇で、一時、回復したが、二月、三月の卒業旅行を中心とする日本人の若い観光客の動きは少なく、まだ厳しい状況が続いている。「がんばろうバリ」の運動は、インドネシアに住む邦人たちの交流のためにも続けたいと、福島さんは語った。

写真上から順に、参加者集合写真、サッカー優勝のジャカルタチーム、テニス優勝のジャカルタチーム、サッカーのスラバヤ応援団。
記事・写真提供:じゃかるた新聞(http://www.jakartashimbun.com)



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