2019年10月6日(日)日本人会日帰りバス旅行が催行されました。

今年はバリ島東部を満喫するツアーで、大人33名、子供19名、福祉厚生部員5名の合計57名が参加し、2台のバスに分かれて出発しました。車内では自己紹介や連想ゲームなどをして和気あいあいと目的地へ。

まず最初の訪問地はクサンバ。天然塩を昔ながらの方法で作る過程を見学。希望者は実際に海から海水を運ぶ体験をし、子供達も天日干しした塩を舐めたりして興味津々でした。その塩の品質は世界でも最高級と言われており、参加者には250gのお塩のお土産をご用意しましたが、中には10kg以上も買って帰られる方もいました。

  

次に訪問したのが、「水の王宮」タマンウジュン。カランアサム王朝最後の王が1901年から 20年かけて静養や迎賓館用として建てた王宮ですが、1963年、1979年の地震により崩壊してしまい長い間放置されていましたが、やっと修復されて2004年から公園として一般公開されています。高台からの眺めも絶景です。

  

タマンウジュンは、日曜日のせいか観光客でとても賑わっていました。ジャンケン大会で勝者にはお食事券や景品などを贈呈して盛り上がりました。

昼食はチャンディダサの海沿いのホテルのレストランでインドネシア料理ブッフェ。何度もおかわりをして沢山食べている子供達もいました。

しばし休憩して水分もたっぷり補給した後は、グリンシンとアタ製品が有名なトゥガナン村の見学に。グリンシン(ダブルイカット)は、【gling(グリン)=病気/sing(シン)=無し】という意味で、無病息災を願い、魔除けとして持ち主を守ってくれる聖なる織物と伝えられてきました。私も1枚購入し、日本の母へのお土産にするか、自宅に飾るか検討中です。トゥガナンのアタ製品はとても美しい仕上がりで、お買い物となると元気が出る女性たちは店主と値段交渉をして買い物を楽しみました。

  

 

 

そして最後の目的地はコーヒープランテーション。ルアックコーヒーやミニャックラパの製造工程を見学後、ハーバルティーやフレーバーコーヒーの試飲をしながら一休み。ルアックコーヒーはとても美味しく、スーパーマーケットで売っているものの中には偽物が混ざっていることもあると聞きましたが、これはきっと本物と思えるお味でした。ブランコや木の上の家などもあり、子供達も楽しめる場所でした。

    

 

毎年日帰りバス旅行を楽しみにしてくださっている会員の方や、まだバリ島に住み始めて日の浅い方々もたくさんご参加くださいました。なかなか会う機会のない会員同士の交流には、バス旅行は欠かせないと実感しました。参加いただいた皆様に感想をお聞きすると、楽しかったです!来年もぜひ参加したいとのお言葉を頂戴しました。

バスツアーで行ってみたい場所など会員の皆様からのリクエストなどございましたらぜひお知らせください。それでは、また来年もお楽しみに!