バリ島で日系企業を学ぶ。
初開催の企業説明会に地元学生ら100人が参加。
2019年12月14日(土)バリ日本人会初となる第一回企業説明会が法人管理部の準備のもと、Tギャラリア バリ by DFSで開催され、地元大学の外国語学部日本語学科で学ぶ学生を中心に約100名が詰めかけた。
企業説明会は、法人管理部の会員企業からの日本語運用能力の高い学生を始め、日系企業に興味を持つ学生らにバリ島での企業活動を知ってもらい、就職先として考慮してもらいたいとの声があがったため、今回初めての就活イベントとなったもの。
在デンパサール日本国総領事館千葉総領事からご挨拶をいただき、イベントが幕を開け、法人管理部の会員企業の10社が参加し、日系企業への就職を夢見る学生らが、企業活動などの説明に真剣な眼差しで臨んでいた。
当日はビジネスマナー講座も開催され、採用面接時の身だしなみ、挨拶、話し方などをクイズ形式で学ぶなど、学生たちは楽しくマナーを習得して受講証明書を受け取った。
このイベントに参加したプトゥリ・スギアントさんは、「この説明会のために自分の履歴書を持参した。日本の専門学校を卒業したのですぐに採用してもらえたら嬉しい。」と話した。
法人管理部は、「能力の高い地元の学生を雇用したい日系企業にとっても、日本語を駆使して働きたい学生らにとっても、ウィンウィンとなるこのような就活イベントは、ぜひ長く続けていきたいし、学生らにも更に周知していきたい。」と語っている。
バリ島を代表する企業と学生とを結ぶ初めての試みとなるこのイベントは、企業や大学双方から深い関心が寄せられており、就職を目指す地元の若者にとっての重要な就活イベントとなっていくだろう。
法人管理部 斎藤仁